一生笑顔で自立歩行できるよう、共に歩いてまいります。

簡易インソール作成の講義を受けました

簡易インソール作成の講義を2日間受けてきました。 先生はドイツ人のドミニクさんです🇩🇪 通訳の方が訳してくださいます。

1日目は理論です。足の解剖と疾患について学びました。また、インソール作成の前段階として問診や視診、触診でお客様や患者様の状態を把握する重要性も教えていただきました。覚えることが多く、大変!
触診の見本を先生がみせてくださったのですが、その時のモデルは私です。私は足関節がよく動くらしく、「捻挫しやすいと思うので気をつけてください」とアドバイスがありました。「よく動く=良い状態」というわけではなく、適正な可動域があるのですね。

 

2日目はいよいよ実技です。受講生2人で1組になります。私のパートナーは義肢装具士さんになるために勉強中の女子大学生です。
まずはお互いにフットプリント(足の外回りの型)を採り合います。力を入れずにスーッと描くのがポイントです。
次にお互いの足の関節や皮膚の状態などを観察します。パートナーは若い大学生ですので、足の皮膚も柔らかくてきれいです。普段もヒールのある靴ではなくスニーカーを履くことが多いとのことで、ウオノメやタコもありませんでした。羨ましい❤
採ったフットプリントと靴を見てどのようなインソールを作成するか考えます。靴に合わせてインソールの元になるシートを切り、縦アーチと横アーチを支えるツールを貼り、カバーをかけて完成。言葉にすると簡単ですが、作業は苦戦しました。パートナーは大学で勉強しているだけあって、作業も早いですし、出来上がりがきれいです💯

 

横アーチを支えるペロッティは2種類用意されていました。1つは「T字型ペロッティ (黄色い線で囲った部分) 」です。広い範囲を優しくサポートしてくれるタイプだそうです。 下はパートナーが私のために作成してくれたインソールです。


もう1つは「しずく型ペロッティ(黄色い線で囲った部分)」です。 下は私が自分のために作成したインソールです。

初めての簡易インソール作成講座で、作成の流れは理解しましたが、まだまだお客様や患者様に提供出来る状態ではありません。これからも上級コースで勉強を続けます。

S.K

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